理念の理解と企業文化|前川先生のコラム|アルタビジネススタジオ

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理念の理解と企業文化

今回は、理念の理解と企業文化について解説いたします。
初夏になりました。新人が、そろそろ正式な部署に配属、また、配属部署の業務に慣れてきた頃ですね。
ここでは、営業に配属された新人の一日を観察してみましょう。

雨が降っている暑い朝、満員電車を乗り換え、朝から疲労感で事務所に到着しました。
新人営業は汗を拭きながら、まず机の上の整理をし、パソコンに電源を入れ、今日の新規お客様訪問に必要な資料をカバンの中に入れていた時、懐かしい冊子が出てきました。カルチャーブックです。

入社の際、社長から新人一人一人に手渡され、その後、社長から解説があった記憶が鮮明によみがえったのです。
カルチャーブックとは、社長の夢がわかりやすく図・文章で書かれており、社員一人一人がこの社長の夢の実現に向けて、想いを合わせ、日々どのような行動に留意すべきかが書かれていることを思い出しました。
営業に配属された新人にとり『①お客様の相談相手になれること』の言葉が、強く頭の中に刻まれてました。

新しいお客様への訪問時間に間に合うように、資料がたくさん入った重い鞄を持ち、雨が止み、日差の強い照り返しの中を向かいました。
お客様のビルにつき、担当の方と名刺交換をし、真新しい名刺入れに丁寧にしまい、かなり柔らかいソファーに座り、雑談が始まりました。
雑談をしているうちに、すごく相性の良いお客様にお会いできたことに感謝をしてたとき、突然お客様から、今日の提案内容とはまったく違う課題に関して、相談を求められました。

今日の提案書は給与計算システムの件でしたが、現在運営されている人事制度に関して、このままでいいのかを常に悩んでいたようです。
お客様も、新人営業と相性がよかったようで、ちょっと悩みを相談したそうです。
新人営業は、この場面こそが、社長の夢であり、カルチャーブックに書かれていた『①お客様の相談相手になれること』と、初めての経験で緊張しましたが、新人営業は入社後社内教育で学んだこと、人事制度は専門ではないこと、ただし、多岐なお客様訪問時に教えてもらった各社の人事制度の事実を自分自身の言葉で、丁寧にお伝えしました。

説明が終わったとき、お客様から一言「学ばせてもらったよ、君の真剣で丁寧な姿勢に感動した。これから長いおつきあいになるかと」。
新人営業はこれが社長が言っていた、理念の一つである『①お客様の相談相手になれること』を、初めて実践したことに気づきました。
この社長の想いをすべての営業が常に心掛けて実現できたなら、すごいパワーとなり、素晴らしい企業に化け、素晴らしい企業文化ができることを確信できました。

いかがでしたでしょうか。
新人営業の一日でしたが、新人営業は素晴らしい経験ができました。
理念がまさしく、一人の新人に定着しはじめたのです。
全社員がトップの夢を共有し、実践し、時間とともに定着していく、これこそがそののち、企業文化を構築していきます。

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