経営方針|前川先生のコラム|アルタビジネススタジオ

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経営方針

新人営業は、これから多くの経験を積み、企業にとり大切な人財(財産の財)になることでしょう。
今回は、同じ時期に入社し、経営企画室に配属された別の新人を観察してみます。

新人は、配属された経営企画室で、見るもの、聞くもの、すべてが驚かされることの毎日でした。
経営方針、ビジョン、中長期経営計画・・・・。入社時の新人教育で勉強した記憶はありましたが、用語への抵抗があり、あまり理解しておりませんでした。

ある日の夕刻、経営企画室長から突然呼ばれ、宿題がだされました。この部署に配属され、初めての緊張と冷や汗を感じた瞬間です。
宿題は、明日朝の朝礼で、わが社の理念と経営方針を簡単に、わかりやすく話してほしいとの依頼でした。
理念・・経営方針・・・とつぶやきながら、やっと席に戻り、机の上のパソコンで用語検索を開始しました。
気が付けば、時間はすでに夜の9時になっていました。

経営企画室には、新人一人です。
突然、静かな部屋のドアが開くとともに「経営企画室はまだ、仕事中ですか?」との大きな声が・・・。前回のコラムに登場した同期の新人営業でした。
入ってきた新人営業は、明日の宿題の話を聞き、即座に自分のカバンから、1冊の本を取り出しました。
かなり読んでいるのか、表紙がかなり傷んでいましたが、その本は、トップの理念をわかりやすく図・文章で説明したカルチャーブックでした。
入社時に社長から手渡され、説明されたことを経営企画室の新人も思い出したのです。

新人営業は、最近、理念の一つである“お客様の相談相手になれること”を実践できた経験から、理念が語る重要な意味と、経営方針が理念を会社として全社員にどのように理解してもらうかの考え方であることを教えてくれました。
そしてこのカルチャーブックの内容は覚えるのではなく、何度も何度も読んで、理念の想いを感じることだと言って帰っていきました。
(新人営業は理念の一つを現場で経験した後、この重要な理念をどのような考え方で、会社として共有しようとしているかを徹定的に調べ、その答えが経営方針であるということにたどりついていたようです。)

経営企画室の新人は、同期への感謝とともに、経営企画室がトップの参謀部門として理念の発信・定着のための活動等を行う部署としての重要さと責任を改めて認識しました。
同時にまだ理解できていない、ビジョン、利益計画、中長期経営計画、予算統制等のテーマに関して正しく学び、少しでも会社をけん引できればと、新たな気持ちでの目標ができました。

いかがでしたでしょうか。
翌日の朝礼では、理屈ではなく想いとして話ができたようです。
前日とは違う、気迫に満ちた表情が印象深かったそうです。まさに、新人から脱した瞬間ですね。
企業にとって大事な人財である、新人たちも日々成長していきます。

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アルタの経営用語集:企業理念(経営理念)企業文化

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